かつてのエスニック・ブームから数十年が経ちますが、今や一般的に浸透してきた感のある“インド料理”。
レトルトカレーも充実しており、簡単にその味を楽しむ事ができます。
しかし、たまには一から手作りカレーにトライしてみてはいかがでしょうか?
かつてのエスニック・ブームの際に教わったレシピですが、玉ねぎとヨーグルトを使った本格インドカリーです。スパイスさえ揃えておけば、後は普通の食材で出来ます。
多少時間はかかりますがその工程もまた楽しいものです。ぜひお試し下さい。
用意する材料(5人分)
- 玉ねぎ:600g
- 鶏むね肉(ひと口大に切ります):600g
(A)
- ヨーグルト:120g
- にんにく:30g
- しょうが:25g
- ガラムマサラ:小さじ3
- コリアンダー:小さじ(大盛り)3
- クミン:小さじ3
- ターメリック:小さじ1
- 塩:小さじ1と1/2
(B)
- ヨーグルト:200g
- 水:400cc
- サラダ油:50cc
- クミンシード:小さじ3
- カイエンペッパー:小さじ3
- カルダモン(殻を剥いておきます):小さじ1
- サラダ油:100㏄(3.の炒め用油)
作り方
1.
(A)の材料をすべて混ぜ合わせたヨーグルトソースにひと口大に切った鶏むね肉を漬け込みます。
1時間~2時間程漬け込んでおきます。
2.
鶏むね肉を漬け込んでいる間に、
たまねぎを炒める工程に入ります。
まずは、たまねぎを全部みじん切りにします。
3.
フライパンにサラダ油:100㏄を入れて、中火でクミンシードに火を入れます。
4.
クミンシードがパチパチとはじけ始めたら、
みじん切りにした、たまねぎを入れて炒めていきます。
5.
ここからが少し手間ですが、玉ねぎがあめ色になるぐらいまで炒めます。
火を入れ続けて画像のように量が半分以下になってきたらOKです。
火を止めて置いておきます。
目安として30分~40分ぐらい炒めることになると思います。
今回、ここが一番の試練、根気よくやっていきましょう。
6.
鶏肉の漬け込みが、ほど良い頃加減になったら、炒めていきます。
深手の鍋に(B)のサラダ油:50㏄を入れて火にかけます。さらにカイエンペッパーを入れます。
7.
中火にして、漬け込んだ鶏むね肉をソースごと全て鍋に移して炒めていきます。
8.
焦がさないように気を付けて火を入れます。
鶏肉の表面が白くなって、少し火が入ってきたら
水:400ccを足して煮込んでいきます。
9.
グツグツと煮えてきたら、弱火で20分程煮込みます。
その後、炒めたたまねぎと(B)のヨーグルト、カルダモンを入れて混ぜ合わせます。
10.
すべてを混ぜ合わせたら、さらに20分程煮込んでいきます。
焦がさないように、こまめに混ぜていきましょう。
11.
ライスやナンなどお好みで盛り付けて完成です。
12.
余ったカリーは十分冷ましてから、フリーザーバッグなどに小分けして、冷凍保存すると良いでしょう。
2~3ヶ月は日持ちします。
完成まで4~5時間ぐらいかかるかもしれません。
ですが、完成して一口食べた時に、口に拡がる香辛料の香りとスパイシーな味は、尚更格別です。
ヨーグルトの酸味と後からくる旨み、辛味はクセになります。
ぜひ“至福”のカレー作りの時間、楽しんでみてはいかがでしょうか?