ケイジャンスパイスを使った料理シリーズ、今回はジャンバラヤをご紹介します。
ジャンバラヤとは、炊き込みご飯のことで、肉や魚介、野菜などを香ばしく炒めて、米や水、調味料、ケイジャンスパイスやチリペッパーなどの香辛料を加えて炊き上げたものです。
ルーツはスペイン料理のパエリアで18世紀にスペインからの移民が伝えたと言われています。
作り方もほぼパエリアと一緒ですが、日本の炊き込みご飯と同様に、地域や家庭さらには季節によって入れる具材や味付けが違いそれぞれ特徴があります。
今回はシンプルに鶏肉とチョリソーのジャンバラヤを炊飯器で炊き上げました。
スパイシーな炊き込みご飯、ぜひお試しください。
用意する材料
- 米:2合
- 鶏むね肉:120g
- 玉ねぎ:1/2玉(100g)
- チョリソー:3~4本(100g)
- ピーマン:2個
- パプリカ赤:1/4個
- にんにく:1片
- レモン:1/8個
- ホールトマト(缶):100g
- ケイジャンスパイス:大さじ2
- チキンコンソメ:小さじ2
- オリーブオイル:大さじ1
- 塩コショウ:適量
作り方
1.
米を研いで30分ほど水に浸けます。
その後、ざるに上げておきます。
2.
チョリソーは輪切りにします。
鶏むね肉は小さめの1cm角位にカットします。
3.
玉ねぎ、にんにくはみじん切りにします。
4.
ピーマン、パプリカ赤も粗めのみじん切りにします。
5.
ホールトマトは手で潰して滑らかにしておきます。
6.
フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れ、火にかけます。
7.
にんにくの香りが立ってきたら、鶏むね肉を入れ、炒めます。
8.
鶏むね肉にある程度火が通ったら、玉ねぎ、チョリソーを加えさらに炒めます。
塩こしょうで味を調えます。
9.
炒めが完了したら、いったんバット容器などに移しておきます。
10.
炊飯器で炊き込んでいきます。
炊飯窯に研いだ米を入れます。
さらにケイジャンスパイス、チキンコンソメ、ホールトマトを入れます。
11.
普段の炊飯と同じように2合の目盛りまで水を入れます。
具材を入れてしまうと目盛りが見えづらくなりますし、水を多めに入れてしまい、炊き上がりがべちゃべちゃになりがちです。
具材を入れる前に水をセットしておいた方が良いでしょう。
普段の炊き込みご飯の場合も、同様にすると上手に炊けます。
12.
炒めた具材を上に加えます。
13.
さらに刻んだピーマン、パプリカ赤をのせます。
後は炊飯スイッチを入れて炊きあがるのを待ちます。
14.
炊きあがったら10~20分ほど蒸らし、よく混ぜ合わせます。
(画像は炊き上がりの状態です。)
15.
器に盛り付け、レモンなどを添えて完成です。
本来、パエリア同様、フライパンでお米を炒めて、水を加えて炊き上げる調理方法ですが、炊飯器で作れば火加減を気にすることもなく手間も省けて簡単です。
具材とスープを入れ、炊飯スイッチを入れるだけ。
いつもとは違うスパイシーな炊き込みご飯が出来上がります。
ジャンバラヤだけでも美味しくいただけますが、色々な肉料理や魚料理にも合います。ぜひお試しください。