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家庭でつくる本格的インド料理シリーズ 5 シークカバブ

インド料理

シークカバブ。どこかで聞いたことがある料理ではないでしょうか?
日本ではシシカバブといった方が馴染みがあるかもしれません。
ざっくりと言えば肉の串焼き料理の一つで、インドをはじめ、中東諸国を中心に食べられている料理です。

今回ご紹介するシークカバブは、挽肉にスパイスを加え練ったものを串に付けて焼いたものです。

インド料理では定番のメニューです。
本場のインドではヒンドゥー教徒も多いため、牛肉を食することはなく、主に羊肉や山羊肉が使われます。

他のレシピもマトンや鶏の挽き肉を使ったものが多いですが、ここでは合挽きミンチを使って肉の旨味を生かしました。
難しく捉えてしまいがちですが、要は「スパイシーな串焼きハンバーグ」といえばわかりやすいでしょうか?
作り方もハンバーグとほぼ同じ要領です。

ぜひ一度トライしてみて下さい。

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用意する材料

  • 合挽きミンチ:300g
  • 玉ねぎ:1/4玉
  • ししとうがらし:8本
  • にんにく:1片
  • しょうが:1片
  • サラダ油:大さじ1
  • 竹串:10本程度

【シークカバブ各種スパイス】

  • カイエンペッパー:小さじ1/2
  • クミン:小さじ2
  • コリアンダー:小さじ2
  • ガラムマサラ:小さじ1
  • ブラックペッパー:小さじ1/2
  • ナツメグ:小さじ1/2
  • 塩:小さじ1/2

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作り方

1.

玉ねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りにします。

2.

ししとうは中の種を取り除き、みじん切りにします。

3.

フライパンに油を入れにんにく、しょうが、玉ねぎを炒めます。

ほんのりときつね色になるまで、焦がさないように炒めます。

4.

炒め終わったらパットなどに移し替え、冷ましておきます。

5.

ボウルに合挽きミンチ、ししとう、4.で冷ました炒め玉ねぎを入れて混ぜ合わせます。

6.

ある程度混ぜ合わせたら、【シークカバブ各種スパイス】をすべて入れ、混ぜ合わせます。

7.

手でよく捏ね、まとまりと粘りが出てきたら、下ごしらえは完了です。

 

 

本場では長い串に肉を付け、タンドールと言われる窯に入れて焼きます。ナンなどを焼く窯ですね。
肉の香ばしさとスパイシーが引き出され美味しさが増します。
今回はこれに近い形で、ガスコンロの魚グリルやオーブントースターで焼きます。

8.

竹串に付けていく前に、肉ダネをあらかじめ10個程度に分けておきます。

 

9.

竹串に小分けした肉ダネを付けていきます。

なるべく同じ厚さで伸ばすような感じで付けると上手く付きます。

 

シークカバブを焼く時に、肉のついていない竹串の部分が黒く焦げてしまいますので、あらかじめ手で持つ部分をアルミホイルで巻いておくと、串は焦げずに肉だけを上手く焼くことができます。

10.

串を焼きます。
ガスコンロの魚グリルで焼く場合は、アルミホイルを引いて中火で焼いていきます。
頃合いを見て途中でひっくり返したり、火の当たる向きを変えて焼き加減を調整してください。

オーブントースターで焼く場合も同様に、下にアルミホイルを敷き230~240℃の温度で焼きます。

11.

串が焼けたら、器に盛り付けて完成です。

シークカバブの“シーク”とは“長い串”、“カバブ”は“肉”を意味します。

今回、串に刺して、ガスのグリルやオーブントースターを使って焼きましたが、肉ダネをハンバーグのようにフライパンで焼いても美味しくいただけます。

スパイスの香りが食欲をそそる挽き肉の串焼きです。
いつもとはひと味違う美味しさ、ぜひお試しください。

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