衣笠丼って、なに?そう思われる方も多いと思います。
京都発祥の料理といわれており、甘辛く煮付けた油揚げと青ねぎを卵で綴じたものを、ご飯の上に乗せた丼物です。関西方面では馴染みの丼物です。
「きつね丼」とも言われ、卵で綴じずに、煮付けた油揚げと青ねぎをのせるパターンや、衣笠丼を総してきつね丼と呼んだりしています。
簡単に作れて、美味しく、しかも低コストの優れた一品。ぜひお試し下さい。
用意する材料(1人分)
- 長ネギ:1/4本
- 油揚げ:1/2枚(小サイズ1枚)
- 卵:1個
ー 煮付けだし ー
- 水:100cc
- しょうゆ:大さじ1
- めんつゆ(2倍濃縮):大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- みりん:小さじ1
- 料理酒:小さじ1
- ほんだし:小さじ1/2
作り方
1.
油揚げは細切りまたは短冊切りにします。
長ネギは斜め切りのスライスにしておきます。
2.
「煮付けだし」の調味料をすべて鍋に入れます。
3.
長ネギを入れて、鍋を火にかけます。
4.
ネギに少し火が通ったら、油揚げを入れて、さらに火にかけます。
沸騰したら、弱火にして2~3分程煮込みます。
5.
溶いた卵を、鍋肌から回し入れます。
6.
卵周辺が少し固まって半熟状態になったら、ご飯の上に乗せて完成です。
名店の条件、「早い、安い、美味い」。
昨今、この3条件を満たした昔ながらのお店がめっきり少なくなったのは気のせいでしょうか?
そう考えれば、全ての条件を満たした「衣笠丼」は最強メニュー。間違いなく。
さあ、腹ごしらえの一品にいかがでしょうか?