昔ながらのシンプルで懐かしい味、一銭洋食。
お好み焼きの前身ともいわれ、一銭で食べれたハイカラな料理として人気だったため、この名で呼ばれるようになったといわれています。
一緒に焼く具材もひき肉、牛すじ、豚肉、こんにゃくなど、地域や時代また、お店によって様々です。
今回はキャベツやネギを主としたシンプルな一銭洋食を作ってみました。
冷蔵庫に余っている材料で簡単に美味しく作れ、材料費も安く済み、経済的でおススメです。
おやつや軽食に、おつまみにぜひお試しください。
用意する材料(2枚分)
【一銭洋食の生地】
- 小麦粉:50g
- 片栗粉:小さじ1
- 塩:ひとつまみ
- 水:150cc
- キャベツ:2~3枚(50g)
- 天かす:10g
- 紅しょうが:適量
- 長ねぎ:20g
- 卵:2個
- 魚粉:適量
- 青海苔:適量
- お好みソース:適量
作り方
1.
キャベツはせん切りにします。
2.
紅しょうがはざく切りに、長ねぎは輪切りにします。
3.
【一銭洋食の生地】の材料をすべて合わせ、ダマのないようによく混ぜ合わせます。
4.
フライパンに油をひき、温まったら生地を流し込みます。
クレープを焼くような感じで丸く薄く広げて焼きます。
焦げ付きやすいのでフライパンが温まったら、弱火にして焼くと良いでしょう。
5.
生地のふちが固まってきたらキャベツ、長ねぎ、天かす、紅しょうがをのせていきます。
6.
中央に少しくぼみを作り、卵を加えます。
黄身は潰しておいた方がひっくり返す時に気にせず、上手く焼けます。
7.
ある程度火が通ったらひっくり返します。
フライパン返しやコテなどで軽く押さえつけて焼きます。
8.
焼きあがったら中央から2つ折りにしてソース、魚粉、青海苔をふりかけ完成です。
今回ご紹介した一銭洋食。
これといった決まりはありません。
お好きな具材を一緒に焼いていただいてOKです。
焼きそばを重ね焼きして広島風お好み焼きにするのもおススメです。
色々なバリエーションをお楽しみください。