「砂肝」を使った料理といえば?
やはりすぐに思い浮かぶのが焼き鳥の砂肝。
コリコリとした食感がクセになりますよね。
また砂肝は低カロリー&低糖質な食材。
それでいながら実はたんぱく質、ビタミンB12、ビタミンK、鉄分、亜鉛など健康面で嬉しい栄養素が多く含まれています。
今回はこの砂肝を天ぷらにしました。
下処理の仕方も合わせてご紹介したいと思います。
ぜひご参考にしてみてください。
用意する材料
- 砂肝(砂ずり):200g
- 天ぷら粉:40g
- 水:60cc
- 塩コショウ:適量
- 小麦粉:適量
作り方
砂肝の下処理
1.
砂肝の下処理をします。
まず、2つに切り分けます。
2.
次に青白い部分、銀皮を剥ぎます。
砂肝を縦置きにして銀皮の端に切り込みを入れます。
3.
切り込みを入れた部分を手でつまみ、剥がします。
4.
下まで剥がしたら最後は包丁で切り落とします。
ただ、銀皮の部分が固いためそのまま調理をすると、食感を損ねがちですので下処理するのが一般的です。固さが気にならない方など色々好みがあると思います。ご参考にしてください。
5.
砂肝のサイズが大きく、肉厚の場合は縦に半分に切り分けます。
6.
厚さを揃えたら、横に軽く切り込みを入れます。
7.
これで下処理は完了です。
砂肝をバットなどに広げておきます。
砂肝の天ぷらの作り方
8.
天ぷら粉を水で溶きます。
9.
砂肝に塩コショウをまぶし、下味を付けます。
さらに薄く小麦粉をまぶし、打ち粉をします。
打ち粉をする事で油で揚げたときに衣が剥がれてしまうのを防ぐことができます。さらに、素材から出る水分を打ち粉が吸着してくれることにより、衣がべちゃっとならず、サクッと軽い食感に揚がります。
フライを揚げる時に小麦粉→溶き卵(バッター液)→パン粉の順で衣を付けるのと同じ理由です。
10.
砂肝を天ぷら粉にくぐらせ、170℃~180℃の油で揚げます。
11.
砂肝が浮いてきたら揚がったサインです。
油から上げます。
12.
器に盛り付けて完成です。
一味ポン酢などをお好みで添えると良いでしょう。
番外編
切り落とした銀皮も、もったいないので使いました。
1.
切り落とした銀皮に塩コショウで下味をつけ、青のりをまぶします。
2.
片栗粉をまぶします。
3.
170℃~180℃の油で揚げます。
少し長めに、カリカリになる程度まで揚げて完成です。
そのままビールのつまみなどにおススメです。
今回は砂肝の天ぷらをご紹介しましたが、面倒なのは下処理だけ。
慣れれば炒め物や和え物、アヒージョなどメニューの幅も広がります。
コストも安く経済的です。
ただ、栄養豊富である一方、コレステロールが高い食材でもあります。
過度な摂取は身体に良くないので気を付けた方が良いでしょう。
バランスよく日々のメニューに取り入れることをおススメします。