寒い冬になると甘さが増し、旬を迎える“かぶ”。
かぶにはビタミンCやカリウムなどの栄養素が多く含まれていて、健康面からも寒い時期に摂取したい食材の一つです。
柔らかくアクもないので煮物、漬け物などはもちろん、サラダやサッと炒めたソテーなど幅広くつかえる食材です。
今回は定番の「かぶのそぼろ煮」をご紹介します。
あっさりめの薄味に生姜を効かせてみました。
ご飯のおかずやチョッとした一品にもおススメです。
寒い季節にピッタリで、ほっこり温まる「かぶのそぼろ煮」。
ぜひお試しください。
用意する材料(4~5人分)
- かぶ(中サイズ):3個(約450g~500g)
- 鶏ひき肉:150g
- かぶの葉:適量
- しょうが:2片
【だし汁】
- 水:300cc
- 料理酒:大さじ2
- みりん:大さじ1
- 砂糖:大さじ1
- しょうゆ:大さじ1
- 塩:少々
- 片栗粉:大さじ1
作り方
1.
しょうが2片の一つは、千切りにカットします。
もう一つはすりおろして絞り、しょうが汁を作っておきます。
2.
かぶの葉はきれいに水洗いをした後、ざっくりと三等分ぐらいに切り分けておきます。
3.
かぶは皮をむき、4~6等分の大きさでくし形に切ります。その後3~4分間ほど下茹でをし、ざるに上げておきます。
4.
鍋に軽くサラダ油をひき、鶏ひき肉を炒めます。
5.
軽く鶏ひき肉に火が通ったら【だし汁】の材料を全て入れてひと煮立ちさせます。
その後中火にして、下茹でしたかぶを入れて煮込んでいきます。
途中アクが浮いてきたら取り除いておきます。
6.
かぶを入れてひと煮立ちしたら、クッキングシートで落し蓋をして、弱火で4~5分間ほど煮込みます。
重たい落し蓋だと煮崩れしてしまうので、クッキングシートやアルミ箔がおススメです。
7.
かぶが煮えたらカットしておいたかぶの葉を入れて、さらに1~2分程煮込みます。
8.
仕上げに片栗粉を同量の水で溶き、鍋肌から回し入れ、とろみを付けます。
最後にしょうが汁を加えて出来上がりです。
9.
器にかぶのそぼろ煮を盛り付け、しょうがの千切りを添えて完成です。
今回はかぶの葉の部分も一緒に調理しました。
実はこのかぶの葉にも、ビタミンE・ビタミンC・β-カロテン、さらにはカルシウム・鉄分が含まれていて、捨てるところがない食材なのです。
この他にも、かぶの葉は炒め物にしたり、浅漬けにしたりして、無駄なく活用することをおススメします。
根から葉まで余すことなく使える“かぶ”を使ったそぼろ煮。
ぜひお試しください。