おからは大豆から豆腐を製造する過程で、豆乳を絞った際に残るかすのこと。
炊いたり、ひき肉の代用にしたりと用途はさまざまです。
また価格が安いため、節約レシピの食材としてもよく使われています。
しかし、ビタミンやミネラルを多く含み、栄養を効率よく摂取できる優秀な食材でもあります。
今回はこのおからを使って定番の「おからの煮物」(卯の花)をご紹介します。
素朴で懐かしい味です。ぜひお試しください。
用意する材料
- おから:250g
- 生しいたけ:(中サイズ)5~6個
- ごぼう:1/2本
生しいたけの代わりに干しシイタケを戻して使ってもOKです。
干ししいたけのサイズによりますが、5~7個ほどで良いと思います。
ごぼうは市販のささがきごぼうでもOKです。その際は1パック位が良いでしょう。
- 人参:1/2本
- 板こんにゃく:1/2枚
- 油揚げ:小2枚
- 中ネギ:3~4本
【だし汁】
- 水:250㏄
- ほんだし:小さじ1/2
- 料理酒:大さじ4
- 砂糖:大さじ2
- しょうゆ:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 塩:小さじ1/2
作り方
1.
人参、油揚げ、板こんにゃくは短めの千切りにカットします。ごぼうはささがきにし、生しいたけはスライスしておきます。
中ネギも小口切りにしておきます。
2.
深手の鍋にサラダ油を適量入れて、人参、板こんにゃく、ごぼう、生しいたけを炒めていきます。
3.
野菜類に火が通ったら、カットしておいた油揚げを加えて、さらに炒めます。
4.
全体がある程度馴染んできたら、おからを入れて混ぜ合わせます。
5.
混ぜ合わせたら【だし汁】の材料を全て入れて、中火で煮込んでいきます。
6.
焦がさないように時々混ぜ合わせながら、汁気を飛ばします。
ややしっとり感が残る程度まで煮込んだら、火を止めて、小口切りした中ネギを混ぜ合わせます。
7.
粗熱が取れたら、器に盛り付けて完成です。
完全に冷めたら、タッパーなどに移して冷蔵庫で保存できます。
数日間は日持ちしますので、作り置きしておくと便利です。
安価でヘルシーな食材として様々な料理に使われているおから。
お菓子やスイーツなどにも使われ、利便性も安定した食材です。
日々の健康、栄養を考えるとぜひ積極的に使っていきたいですね。
ぜひご参考にしてみて下さい。