今回ご紹介するのは「山賊焼き」。
「山賊焼き」とは鶏肉を使ったご当地グルメで、大きく分けて2つの地域で親しまれているメニューです。
その一つは長野県中信地方(主に塩尻市や松本市など)で根強い人気の「山賊焼き」。
こちらの調理方法は醤油ダレに浸け込んだ鶏肉を揚げるもので、「山賊“焼き”」とはいうものの、鶏モモ1枚肉をそのまま揚げる豪快な一品です。唐揚げと同様の調理方法です。
もう一つは山口県岩国市を始めとする西日本周辺で食される「山賊焼き」。
こちらは骨付きの鶏もも肉を一本丸ごとオーブンやグリルなどで、照り焼き風のたれに絡めてあぶり焼きにしたもので、ローストチキンなどと同じ要領です。
ここでご紹介するのは“揚げる”方の「山賊焼き」です。
前述のように要領は唐揚げと同じなので、簡単で手間もかからず作れます。
ボリュームもあり、満足感いっぱいのガッツリ系の一品。ぜひお試し下さい。
用意する材料
- 鶏もも肉:1枚

- しょうゆ:大さじ2
- 料理酒:大さじ2
- みりん:大さじ1

- にんにく:1片
- しょうが:1片
- ブラックペッパー:適量
- 片栗粉:適量
- 山椒の粉:適量
- サラダ油

作り方
1.
皮側の表面にフォークで穴をあけておきます。
後でタレが染み込みやすくするのと、皮が縮むのを防ぐためです。

2.
鶏もも肉を裏返し、均一の厚さになるように包丁で開いておきます。

3.
にんにく、しょうがはすりおろしておきます。

4.
しょうゆ、料理酒、みりん、ブラックペッパーさらに、すりおろしたにんにく、しょうがを混ぜ合わせて浸けダレを作ります。

5.
浸けダレに鶏もも肉を浸け込みます。
そのまま冷蔵庫で1時間ほど寝かせて味を馴染ませます。

6.
鶏もも肉を揚げていきます。
浸けダレから鶏肉を取り出し片栗粉をまんべんなくまぶします。

7.
鶏肉を取り出した浸けダレは、後でかけダレとして使いますので、火にかけていったん沸騰させます。
弱火にして1分間ほど煮詰めたらOKです。
焦がさないよう気を付けましょう。

8.
フライパンに油を多めに入れ、火にかけます。
油の量はフライパンの底から深さ1cm程度になるまで入れると良いでしょう。
油の温度が上がったら皮面を下にし、鶏肉を入れ揚げていきます。

弱火でじっくり揚げるのがおススメです。
9.
ある程度火が通ったらひっくり返してもう一面を揚げていきます。

10.
揚げ上がったらフライパンから取り出し、適当な大きさに切り分けます。
器に盛り付け、7.のかけダレをかけて完成です。
お好みで山椒の粉をかけたり、柚子胡椒を添えると良いでしょう。

今回ご紹介した長野県のご当地グルメ、“揚げる”「山賊焼き」。
ここでは余った浸けダレを追いソースとして使いましたので、さらにしっかりとした味付けでご飯がすすむ一品に仕上がっています。
かけダレが多めに欲しい場合は浸けダレの分量を増やすか、あらためて同じ配分で浸けダレを作って軽く煮詰めておくと良いでしょう。
新たに作ったタレは他の肉料理も使えますので便利です。

