春菊に似たさわやかな風味が特徴のよもぎ。
新芽が生える春に摘んできて、下処理をしておくと色々な料理に使えます。
よもぎを使った料理としては、よもぎ団子などが定番で一般的ですが、今回はパスタを作ってみました。
イタリアンでジェノベーゼというバジルペーストを使ったパスタがありますが、それに似た緑色のパスタです。よもぎはちょっとバジルとは風味が違いますのでここでは和風味にしてアレンジしてみました。
シンプルであっさりとして、よもぎの香りもおいしく仕上がりました。
用意する材料(2人分)
- よもぎ(新芽の柔らかい部分):70~80g
- 重曹:大さじ1
- パスタ:160g
- にんにく:1片
- アンチョビ:2~3枚
- 塩:大さじ1
- 輪切り唐辛子:ひとつまみ
- しょうゆ:大さじ1.5
- オリーブオイル:大さじ2~3
作り方
1.
よもぎは良く洗い、重曹を入れた熱湯で1~2分間湯がいてアク抜きをします。
その後、フードプロセッサーでペースト状にします。
【よもぎペーストの作り方はこちら↓】
2.
大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし、充分に煮立ったら、塩(大さじ1)を入れ、パスタをゆでます。
茹で上がったらざるにあげておきます。
3.
フライパンにオリーブオイルを入れ、みじん切りにしたにんにく、輪切り唐辛子を加えて火にかけます。
4.
香りが立ってきたら茹でたパスタ、みじん切りにしたアンチョビを加え絡めていきます。
さらにしょうゆを加え味付けをします。
ここで味見をして塩コショウで味を調整してもOKです。
5.
味付けが完了したら、火を止めよもぎペーストを加えます。
まんべんなく色味が着くように、よく混ぜ合わせます。
6.
器に盛り付けて完成です。
よもぎの下処理をしてペースト状にし、冷凍保存しておくと簡単に「よもぎパスタ」を作ることができます。
また、生のよもぎが手に入らなくても市販されているよもぎ粉やよもぎペーストを使って作ることができます。和風ジェノベーゼのよもぎのパスタ、ぜひお試しください。