“お酢が身体にいい”ってよく聞きます。
実際に疲労回復効果、高血圧抑制、血中脂質低下など様々な効果が報告されています。
しかし、普段の食生活でチャンと摂取しているかというと、
なかなかそうはいかないのも事実ではないでしょうか?
今回の作り置きシリーズはその“お酢”を使った三杯酢です。ちょっと甘めにしています。
簡単に酢の物などが作れ重宝します。ぜひ、お試しください。
用意する材料
- 米酢:200cc
- みりん:400cc
- 砂糖:大さじ6杯
- めんつゆ:80cc
- 水:50㏄
作り方
1.
まず、最初に煮切りみりんを作ります。
みりんを鍋に移し中火にかけます。
沸騰してきたら、そのまま2~3分程煮立たせます。
左の画像のように、引火する場合があるかもしれませんが、慌てずガスの火を止め、鍋の炎が消えるまで待ちます。
その際のことを予め考慮して、安全には充分気を付けて下さい。
2.
煮切ったみりんと、残りの全ての材料を混ぜて火にかけます。
中火にかけ、砂糖が完全に溶ければ火を止めて完成です。
3.
鍋を火から降ろし、熱が冷めたら、煮沸した清潔なガラス容器に移し替えます。
完全に冷めたら冷蔵庫で保存します。
1ヶ月~2ヶ月は使えます。
本来、三杯酢とは酢:1、みりん:1、醤油:1の割合で調合されているために“三杯酢”と言われています。
しかし実際、この配合だと、結構味がキツく、使いこなすにはなかなか大変なんです。
今では酢:2、みりん:2、醤油:1の割合が一般的です。
今回ここではご紹介した三杯酢の配合はさらに砂糖を加え、醤油の代わりにめんつゆと水で、よりマイルドな味に仕上げました。
酢の物など和えるだけでサッと出来て、簡単に幅広く使え、作り置きしておくと大変重宝します。
ぜひお試し下さい。
ココで使う米酢は穀物酢に比べて香りが強いです。
しかし、米酢は加熱するとこのせっかくの香りが飛んでしまう為に、火を入れない料理、酢の物や南蛮漬けの下地などに適しています。
逆に穀物酢は加熱しても影響がなく、酢豚などの料理に合います。
ちなみに一般的な値段としては、香りのある米酢は高く、香りのない穀物酢は安いので、用途に合わせて使い分けると良いでしょう。