豚の角煮。肉料理でも人気の高いメニューの1つですね。
レンジでチンするだけのレトルトも多く出ていますが、ご家庭でコトコトと煮込んで手作りした豚の角煮もまた格別。でも面倒で、手間がかかりそうだしって敬遠しがちですよね。
しかし、心配ご無用。意外にも少ない材料で簡単にできます。
今回はそんな豚の角煮をご紹介します。
用意する材料(2人分)
- 豚バラブロック:300g
- しょうが:1片
- にんにく:1片
- 長ねぎ(青い部分):1本分
- 料理酒:200cc
- 水:1200cc
【煮汁の材料】
- ほんだし:4~5g
- 中双糖:85g
- しょうゆ:85cc
- 酒:80cc
- ゆで汁:500cc
- 水:500cc
作り方
作り方 1日目
1.
深手の鍋を用意し、豚バラブロックを入れ、さらに水:1200ccと、料理酒:200ccを入れます。
皮目を下にしてしまうと、茹でていく際に鍋に引っ付いてしまいます。
また、少しゆで水から豚バラ肉が出ていても、火が入るにつれ肉が沈みますので問題ありません。
2.
厚めにスライスしたしょうが、にんにく、長ねぎを入れて火にかけます。
3.
沸騰してきたら白いアクが浮いてきますので、取り除きます。弱火にしてさらに茹でていきます。
4.
煮立たせないように静かに茹でます。
約1時間半~2時間茹でますが、脂が浮いてきますので、なるべくこまめに取り除きます。
5.
目安の時間まで茹でた後、竹串などを刺して抜いた後赤い汁がでなければOK。茹で上がりです。
そのまま鍋ごと冷まし、一晩寝かせます。
作り方 2日目
1.
一晩寝かせると写真のような状態になると思います。まずは豚バラブロックを取り出します。
長ねぎは取り出して捨てて結構です。
※ゆで汁はそのまま煮汁に使いますので、捨てないで下さい。
2.
ゆで汁は目の細かいざるなどで漉して、しょうが、にんにくと一緒に浮いた脂を取り除きます。
3.
豚バラブロックは、2~2.5cm位の暑さに切り分けます。
脂でベタベタしますので、まな板の上にキッチンペーパーを引いてその上で切ると切りやすくなります。
4.
先ほど漉したゆで汁に【煮汁の材料】をすべて入れ、ひと煮立ちさせます。
5.
カットした豚バラ肉を入れ、強火でいったん沸騰させます。沸騰したら弱火にして煮込んでいきます。
途中アクが浮いてきたら取り除いておきます。
同様に透明な脂分も浮いて来ると思いますので、それも取り除いておきましょう。
途中トングなどで豚バラ肉の上下をひっくり返したり、味を調整していただいて結構です。
もし煮詰まって煮汁が少なくなり過ぎたら、差し水や、ほんだしで作った「だし汁」を加えて調整すると良いでしょう。
6.
煮込みが完了したら器に盛り付け、豚の角煮の完成です。
出来立ても、もちろん美味しく召し上がれますが、
さらに1日寝かせると味が馴染みます。
今回は分かりやすくするため2人分という異例(?)の量で作りました。
実際は1㎏ぐらいまでならまとめて作れると思います。
我が家ではまとめて作って小分けにして冷凍保存しています。
煮汁も一緒に入れ何切れかずつ、ジップロックなどに入れて冷凍します。
そして必要な時に必要な量を袋ごと湯煎しています。
自家製レトルトみたいなものですね。時短にもなり、重宝します。
ぜひお試しください。