日本の食卓に馴染み深い「鯵(あじ)」
通年入手することができますが、6~8月の春から夏の季節が旬の時期といわれており、刺身、塩焼き、揚げ物など色々な料理で楽しむことができる、庶民の魚でもあります。
今回は定番のアジフライですが、しそと生姜で味付けをしました。
初夏らしい爽やかな風味で食がすすむ一品です。
用意する材料(2人分)
- アジ(中サイズ):1尾分
(スーパーなどでフライ用に三枚おろしに下処理したもので可)
- しょうが:1片(約15g)
- みりん:小さじ1
- 大葉:4枚
- 塩こしょう:適量
- 小麦粉:適量
- パン粉:適量
- 卵:1個
作り方
1.
アジの下処理をします。
三枚おろしにして、残った腹骨と中骨を抜いておきます。
2.
簡単なしょうがペーストを作ります。
しょうがをすりおろし、みりんを加えます。
ラップをしてレンジ500wで10秒~20秒ほど加熱します。
すりおろしたままのしょうがだと辛味が強いので、みりんを加えて食べやすい味にしています。
3.
アジの半身をさらに半分にします。
皮目を下にして、2.のしょうがを塗ります。
4.
さらに半分にカットした大葉をのせます。
5.
身を巻いていきます。幅の広い頭の方から細くなる尾びれの方に向かって巻くと巻きやすいです。
端の部分から中央に爪楊枝を刺して固定します。
塩こしょうで全体に下味をつけます。
6.
小麦粉→溶き卵→パン粉の順で衣をつけたら、160~170℃の油で揚げていきます。
7.
火が通ってカラッと揚がったら取り出して、油気を切ります。
8.
横半分にカットし、器に盛り付けて完成です。
しょうがの香りで青魚特有の臭みも消え、食べやすく仕上がったアジフライです。
また今回は巻きやすいように中サイズ~大サイズのアジで、半身をさらに分けて4等分して使いましたが、アジの大きさが小さい場合は半身で作っていただくと良いと思います。
その際も中骨や背ビレなどは取り除いて食べやすくした方が良いでしょう。
手間はかかりますが、美味しく仕上げるポイントですのでトライしてみて下さい。