梅ジャムの作り方
一度、梅シロップでエキスを抽出した残りの梅の実で作ります。したがって、多少の苦みは出ますが、まだまだ美味しく頂けます。せっかくなのでもう1品、梅ジャムを作ります。
1.
取り出した梅を軽く洗い、ざるに上げておきます。
2.
深手の鍋に移し、梅が浸るくらいの水を入れて火にかけます。沸騰したら2~3分程煮て火を止めます。
3.
ざるに上げて、少し冷まし、粗熱を取ります。
4.
粗熱が取れたら、実と種を取り分けておきます。
(多少温かいうちにした方が、種から身を外しやすいです。硬い部分やヘタの残りがあったら、取り除いておきます。)
5.
梅の実をさらに包丁で刻みます。
(多少の食感を楽しみたい方は、粗目に刻んだり、あるいは刻まなくても良いかもしれません。
逆に滑らかにしたい方は、細かく刻んでさらに裏漉ししてください。お好みでどうぞ。)
6.
梅の実の量に対し、8割~10割の量の砂糖を用意します。
深手の鍋に梅の実を入れて、用意した砂糖の1/3の量を入れます。
甘さの目安としては酸味を残したい場合は砂糖8割~、甘みを強くしたい場合は砂糖10割~が良いかと思います。
7.
さらに水100cc~200㏄を入れ、火にかけます。
中火で良く混ぜ合わせていきます。
8.
一旦、沸騰して煮えたら極弱火にして様子を見ます。
しばらくするとアクが浮いてきますので、取り除きます。
途中で何度か味見をして砂糖の量を加減して、お好みの甘さに仕上げていきます。
9.
今度はジャムの硬さの目安ですが、まず、小さな容器に水を入れます。
煮詰めている梅ジャムをティースプーンに少し取り、水の中に落とします。
写真のように水の中で広がらずにまとまっていれば、OKです。
10.
甘さと固さを調節しながら煮詰めて、完成です。
11.
完成した梅シロップと梅ジャムは、それぞれ煮沸消毒した容器で保存すると良いでしょう。
梅シロップは梅ジュースや炭酸で割った梅ソーダなどで、梅ジャムはトーストはもちろん、デザートのアクセントやトッピングとしてお楽しみ下さい。
暑い夏にサッパリとさわやかに、またクエン酸も含まれていますので、疲労回復にも効果が期待できます。