ご飯ものシリーズ、今回は山菜おこわをご紹介します。
「おこわ」とはもち米を蒸した飯の事を言い、中華おこわ、ちまき、赤飯などがこの類に含まれます。
こう言われると、もち米のみで作るように思われるかもしれしれませんが、今では普通の白米を混ぜて作る場合のほうが主流です。
ここではもち米と白米を2:1の割合にして炊いてみました。
もっちり感がありながら食べやすい割合だと思います。
具材も山菜水煮やたけのこ水煮を使っていますので、季節に関わらず年中作ることができて、美味しさを楽しむことができます。
炊飯器で簡単に作れる山菜おこわ、ぜひお試しください。
用意する材料(3合分)
- もち米:2合
- 白米:1合
- 山菜水煮(市販のもの):100g
- しめじ:1パック
- たけのこ水煮:100g
- すし揚げ:1枚(小2枚)
- 人参:50g
【だし汁の素】
- ほんだし(顆粒):小さじ1
- しょうゆ:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 料理酒:大さじ2
- 塩:小さじ1/3
作り方
1.
もち米と米を合わせて水で研ぎます。
研いだ後は1時間ほど水に浸けて吸水させ、その後ざるにあげて水気を切っておきます。
2.
しめじは根元の石づきを落とし、ほぐしておきます。
たけのこ水煮は2~3mmの厚さにスライスし、小さめのいちょう切りにします。
3.
すし揚げは3~4cmの幅にスライスします。
人参は大きめのみじん切りにします。
4.
炊飯窯に研いだ米を入れ、【だし汁の素】(ほんだし、しょうゆ、みりん、料理酒、塩)を入れます。
炊飯目盛りの「おこわ」の3合まで水を入れ、よく混ぜ合わせます。
5.
山菜水煮、カットしたたけのこ水煮を入れます。
6.
さらにしめじ、人参、すし揚げを加えます。
均等にならすように整えます。
後は炊飯スイッチを入れ、炊きあがりを待ちます。
7.
炊き上がったら20分程そのまま蒸らします。
その後、良く具材を混ぜ合わせ、器に盛りつけて完成です。
もっちり感と素朴な味が楽しめる山菜おこわ。
ここではもち米と白米の割合を2:1にして作りましたが、その割合はお好みで結構です。
さらにもっちり感がお好みの方はもち米のみで、さらっと感がお好みの方はもち米1:白米2の割合で炊かれてみると良いでしょう。
また今回、山菜水煮などを使いましたが、旬の時期なら生のわらびやたけのこを使うと、風味も増しておススメです。
その際、それぞれの食材はあらかじめ下処理をしてから炊き込んで下さい。
ちょっと手間ではありますが、その分美味しく仕上がります。