今回ご紹介するのは“サルシッチャ”。
そもそも“サルシッチャ”とは何か?ということですが、イタリア発祥のもので肉やハーブを腸詰めにしたものをいいます。
ソーセージの一種と捉えていただければ良いと思います。
ただ、ソーセージはドイツ発祥で茹でたり燻製にして加熱処理したもの。
これに対してサルシッチャは生の状態のものをいいます。
結局、調理の段階で加熱はしますのでほぼ同意義ではありますが、燻製による香りづけに違いがあります。
家庭で燻製加工はなかなか困難ですが、サルシッチャならその工程がなく、腸詰めもサランラップで代用ができます。
ハーブの香りも豊かなサルシッチャ、ぜひお試し下さい。
用意する材料(5~6本分)
- 豚ひき肉:300g
- 冷水:50㏄
- 塩:小さじ2/3
- 砂糖:小さじ1/2
【ハーブ香辛料/調味料セット】
- バジル(粉末):小さじ1
- セージ(粉末):小さじ1
- ナツメグ(粉末):小さじ1/4
- ブラックペッパー:小さじ1/3
- すりおろししょうが:小さじ1
- すりおろしにんにく:小さじ1/2
- 片栗粉:大さじ1
ハーブ類はローズマリーやフェンネルシード、オレガノなどお好みのものを使っていただいてOKです。また生のハーブなら、さらに香りもよくおススメです。
作り方
1.
豚ひき肉に塩、砂糖、冷水を入れよく混ぜ合わせます。
2.
さらに【ハーブ香辛料/調味料セット】を加えます。
3.
ムラができないようによく混ぜ合わせます。
4.
混ぜ合わさったら肉ダネを適当な量に分けて、棒状に形成します。
ラップでピッタリ包みます。
包み終わったらそのまま冷蔵庫で1時間ほど寝かせ、味をなじませます。
両端は飴やキャンディーのようにねじっておくと良いでしょう。
5.
肉ダネを寝かせたら、次は蒸して旨みと風味を閉じ込めます。
冷蔵庫から取り出し、1本ずつアルミホイルで包みます。
6.
フライパンに2cm程度水を張り、沸騰させます。
沸騰したらアルミホイルで包んだ肉ダネを並べ、弱火で蓋をして4~5分蒸します。
その後、火を止め10分ほど蒸らします
7.
蒸らし終わったら取り出し、粗熱を取っておきます。
8.
仕上げに焼いていきます。
フライパンにサラダ油をひき、弱火~中火で焼き目が付く程度に焼きます。
9.
器に盛り付け完成です。
お好みで粒マスタードなどを添えると良いでしょう。
今回ご紹介したサルシッチャ。
そのまま召し上がっていただくのも良いですし、刻んでパスタの具材や炒め物などに使うのもおススメです。
またボイルして加熱処理した後で、改めてラップで包み直して冷凍保存しておくことも可能です。
その際は1~2か月をめどに消費されると良いでしょう。
時間のない場合やいざという時に役に立ちます。
イタリアの定番メニュー、サルシッチャぜひお試し下さい。