空芯菜。茎がストローのように空洞になった変わった葉野菜です。
最近スーパーでもよく見かけるようになりました。
中華料理などではよく使われる食材です。
「空芯菜」というのも中国名で、日本では「エンサイ」とか「ヨウサイ」と呼ばれています。
シャキシャキザクザクといった独特の食感が楽しめ、夏が旬の葉野菜でもあります。
それよりもどうやって食べるの?ごもっともです。
今回は家庭で出来る簡単タイ料理の一品、空芯菜炒め(パックブーンファイデーン)をご紹介します。
ピリ辛でご飯も進みます。
用意する材料(2~3人分)
- 空芯菜(2袋):約200g
- にんにく:1.5~2片
- しょうが:1片
- ごま油:大さじ2
- 輪切り唐辛子:適量
[調味料A]
- ナンプラー:大さじ1
- オイスターソース:小さじ1
- 紹興酒:大さじ1
- 水:大さじ3
作り方
1.
空芯菜はキレイに水洗いした後、しばらくそのまま水につけシャキッとさせておきます。
2.
空芯菜をおおまかに三等分します。
それぞれ10cm位のカットになると思います。
3.
しょうがは千切りにし、にんにくはスライスしておきます。
4.
フライパンにごま油を入れ、火にかけます。
フライパンが温まってきたら、しょうが、にんにく、輪切り唐辛子を入れます。
5.
にんにく等の香りがたってきたら、まず、空芯菜の根元側の茎を炒めます。
6.
1分弱ほど炒めたら、カットした空芯菜の真ん中の部分を加え、合わせた[調味料A]を鍋肌に沿って入れ炒めます。
7.
最後に葉の部分を加えます。
加えたらすぐに火を止め、余熱で炒めるぐらいの感じで大丈夫です。
ただし、シャキシャキ感を損なわないよう、火の入れ過ぎには注意しましょう。
8.
炒め終えると量も減り、写真のような感じになります。
炒める前は多いかなと思ってしまう量ですが、炒めるとちょうどいい量に落ち着きます。
9.
器に盛り、完成です。
空芯菜には、カルシウム、ビタミンA・B・C・E、β-カロテン、葉酸、鉄分、食物繊維、カリウムなどが含まれています。
しかも、ほうれん草の2倍から4倍の栄養を含む優れた食材です。
β-カロテンやビタミンEも多く、どちらも油と一緒に炒めると吸収率が高まります。
まさに夏の疲労回復、予防にピッタリの野菜です。豚肉と一緒に炒めると効果も倍増のスタミナ料理に。
サッと炒めてザクザク食べて健康維持に。定番メニューに加えてみてはいかがでしょうか?