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家庭でつくる本格的タイ料理シリーズⅧ 空芯菜炒め パックブーンファイデーン

空芯菜炒め タイ料理

空芯菜。茎がストローのように空洞になった変わった葉野菜です。
最近スーパーでもよく見かけるようになりました。

中華料理などではよく使われる食材です。
「空芯菜」というのも中国名で、日本では「エンサイ」とか「ヨウサイ」と呼ばれています。

シャキシャキザクザクといった独特の食感が楽しめ、夏が旬の葉野菜でもあります。

それよりもどうやって食べるの?ごもっともです。
今回は家庭で出来る簡単タイ料理の一品、空芯菜炒め(パックブーンファイデーン)をご紹介します。
ピリ辛でご飯も進みます。

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用意する材料(2~3人分)

  • 空芯菜(2袋):約200g

  • にんにく:1.5~2片
  • しょうが:1片
  • ごま油:大さじ2
  • 輪切り唐辛子:適量

[調味料A]

  • ナンプラー:大さじ1
  • オイスターソース:小さじ1
  • 紹興酒:大さじ1
  • 水:大さじ3

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作り方

1.

空芯菜はキレイに水洗いした後、しばらくそのまま水につけシャキッとさせておきます。

2.

空芯菜をおおまかに三等分します。
それぞれ10cm位のカットになると思います。

3.

しょうがは千切りにし、にんにくはスライスしておきます。

4.

フライパンにごま油を入れ、火にかけます。

フライパンが温まってきたら、しょうが、にんにく、輪切り唐辛子を入れます。

5.

にんにく等の香りがたってきたら、まず、空芯菜の根元側の茎を炒めます。

6.

1分弱ほど炒めたら、カットした空芯菜の真ん中の部分を加え、合わせた[調味料A]を鍋肌に沿って入れ炒めます。

7.

最後に葉の部分を加えます。

加えたらすぐに火を止め、余熱で炒めるぐらいの感じで大丈夫です。

ご家庭での調理ですので、火力は中火で、慌てず炒めて頂いてOKです。
ただし、シャキシャキ感を損なわないよう、火の入れ過ぎには注意しましょう。

8.

炒め終えると量も減り、写真のような感じになります。

炒める前は多いかなと思ってしまう量ですが、炒めるとちょうどいい量に落ち着きます。

9.

器に盛り、完成です。

空芯菜には、カルシウム、ビタミンA・B・C・E、β-カロテン、葉酸、鉄分、食物繊維、カリウムなどが含まれています。
しかも、ほうれん草の2倍から4倍の栄養を含む優れた食材です。
β-カロテンやビタミンEも多く、どちらも油と一緒に炒めると吸収率が高まります。

まさに夏の疲労回復、予防にピッタリの野菜です。豚肉と一緒に炒めると効果も倍増のスタミナ料理に。

サッと炒めてザクザク食べて健康維持に。定番メニューに加えてみてはいかがでしょうか?

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