夏になると店頭に並ぶゴーヤ。夏野菜の王道といった感があります。
見た目も特徴的で“苦い”といったイメージが強い上に、メニューもゴーヤチャンプルーぐらいしか思い浮かばなくて、そんなに頻繁に調理はしないかもしれません。
そんなゴーヤですが、ビタミンC、鉄分、食物繊維、カリウムなど豊富な栄養素が含まれていますので、ぜひ積極的に食していただきたいものです。
今回は保存もでき、ご飯のお供にもなるゴーヤの味噌漬けをご紹介します。ぜひご参考にしてください。
用意する材料(5~6人分)
ー調味料Aー
- 味噌(お好みの味噌で可):100g
- 砂糖:40g
- みりん:50㏄
- 料理酒:20㏄
- しょうゆ:小さじ1
- ごま油:小さじ1
- 差し水:適量
- ゴーヤ(普通サイズ):1本
- いりごま:適量
- かつお節:適量
作り方
1.
調味料Aの材料をすべて鍋に入れて火にかけ、ベースとなる味噌だれを作ります。
ひと煮立ちしたら火を止めて置いておきます。
2.
ゴーヤは縦半分に切り、中の綿と種を取り除き、
2~3㎜の厚さでスライスしておきます。
3.
フライパンにごま油を入れ、スライスしたゴーヤを炒めていきます。
4.
ゴーヤに火が通ったら、あらかじめ作っておいた味噌だれを入れて炒めます。
途中で差し水をし、弱火で5分程煮込みます。
煮込めたら火を止めて、いりごま、かつお節を入れ混ぜ合わせます。
5.
器に盛り、完成です。
沖縄には地元のソウルフードとして「卵ポークのおにぎり」がありますね。
今ではオシャレにライスバーガーみたいに挟んであったりしますが、
以前、沖縄で食べたのは、おにぎりの中にこのゴーヤの味噌炒めがねじ込んであり、
(フツーは“油味噌”という味噌を使うらしいです)その上にスパム(沖縄のポークハム)が乗り、
さらにその上に卵焼きが乗り、それをラップで包んで強引に握り固めた、素朴な代物でした。
これがまた最高にウマし!ご飯とゴーヤの相性が抜群だと思い知らされた一品でした。
お時間のある時に、このゴーヤ味噌を使った卵ポークおにぎりにも挑戦してみてはいかがでしょうか?