4~5月にかけて旬を迎えるあさり。
身がふっくらして、旨みが豊富になるおいしい時期でもあります。
あさりを使ったメニューには酒蒸し、バター焼き、パスタなど色々あります。
どれもおススメですが、今回はあさりの炊き込みご飯をご紹介します。
生のあさりとそのだし汁で炊き込みますので、凝縮されたあさりの旨みと磯の香りが食欲をそそる、おススメの炊き込みご飯です。
用意する材料
- あさり:(殻付きの重さで)400g
- 水:大さじ3
- 料理酒:大さじ3
- しょうゆ:小さじ1/3
- 米:2合
- すし揚げ:1枚(小2枚)
- しょうが:1片
【炊き込みご飯の調味料】
- しょうゆ:大さじ2
- 料理酒:大さじ2
- みりん:大さじ2
- ほんだし(顆粒):小さじ1/2
- 塩:小さじ1/4
作り方
1.
あさりは殻を擦りあうように洗い、塩水に浸けて砂抜きをしておきます。
【あさりの砂抜きの方法はこちら↓】
2.
米2合を研いで30分間ほど水につけておきます。
その後、ざるにあげておきます。
3.
しょうがは千切りにカットします。
すし揚げは3~4cm幅にスライスします。
4.
砂抜きしたあさりを洗い、鍋に入れます。
5.
水大さじ3,料理酒大さじ3を加え火にかけます。
蓋をして蒸し焼きにします。
6.
あさりの殻が開いて蒸し上がったら火を止めます。
7.
鍋からあさりを取り出します。
この時、蒸した汁は米を炊く際に使いますので捨てずに取り分けておきます。
今回この出汁がポイントになります。
8.
あさりの身を殻から外します。
ちょっと手間はかかりますが、箸でひとつずつ外していきます。
9.
取り出したあさりの身に下味をつけます。
しょうゆ小さじ1/3を加え混ぜ合わせます。
10.
米を炊いていきます。
あさりを蒸した時に出た出汁を入れます。
この際、念のため殻の破片や砂が入らないように茶こしなどで漉しながら入れます。
11.
【炊き込みご飯の調味料】をすべて入れます。
さらに炊飯目盛り2合まで水を加え、ムラが無いように良くかき混ぜます。
12.
下味を付けたあさりの身、すし揚げ、しょうがを乗せ入れます。
あとは炊飯スイッチを入れ、炊きあがるのを待ちます。
13.
炊きあがったらそのまま20分程蒸らします。
蓋を開け具材とご飯をよく混ぜ合わせます。
14.
器によそって完成です。
お好みで青ネギやきざみのりを乗せると良いでしょう。
今回ご紹介したあさりの炊き込みご飯。
生のあさりを使いましたのが、市販されている冷凍のむき身あさりでも作れます。
生のあさりが手に入らない時期は、冷凍あさりを代用すると良いでしょう。
あさりを蒸したり、殻から身を外したりとちょっと手間はかかりますが、旬のあさりを美味しく調理することができるあさりの炊き込みご飯。
ぜひお試しください。