ケイジャン料理シリーズ、今回は「ケイジャンチキン」をご紹介します。
ケイジャン料理とはアメリカ南部ルイジアナ州の郷土料理のことです。
ガンボやジャンバラヤなど並んで代表的な料理が、このケイジャンチキンです。
香辛料で味付けをしたチキンをオーブンで焼いたスパイシーで食のすすむメニューです。
ケイジャンスパイスを使えば簡単に作ることができ、ご家庭でも本場の味を楽しめます。
ぜひ一度お試し下さい。
用意する材料
- 鶏もも肉:300g
- ケイジャンスパイス:大さじ1.5
- にんにく:1片
- たまねぎ:40g
- 塩:ひとつまみ
ケイジャンスパイスは市販のものがありますが、普通のスーパーではなかなか販売されていません。
業務用や輸入食材を扱う店舗で販売されていることが多いです。
入手困難な場合はケイジャンスパイスを作ってみることをおススメします。こちらの材料は手に入りやすいと思います。
【ケイジャンスパイスの材料・作り方】
パプリカパウダー:大さじ2 コリアンダー:大さじ1
クミン:大さじ1 カイエンペッパー:小さじ1/2
ガーリックパウダー:大さじ1 塩コショウ:適量
オレガノ:大さじ1
以上のスパイスをよく混ぜ合わせて完成です。冷暗所で保存しておけば他の料理にも使えます。
作り方
1.
にんにく、たまねぎはすりおろします。
2.
鶏もも肉は均等の厚さになるように開きます。
スパイスが馴染みやすいように、フォークを刺してランダムに穴をあけておきます。
包丁を立てるようにスジを切った後、開いていくと良いでしょう。
スパイスやタレの味が染み込みやすいようにフォークで穴をあけますが、これには肉を柔らかく仕上げる効果と、皮が縮むのを抑える効果がありますので、ぜひ試してみて下さい。
3.
ケイジャンスパイス、すりおろしたにんにく、たまねぎ、塩を混ぜ合わせたソースを鶏もも肉に合わせます。
4.
味をなじませるために冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。
あらかじめジプロックに鶏もも肉とソースを合わせて入れ、そのまま寝かせても良いでしょう。
5.
今回は魚グリルで焼きます。
グリルで焼くと香ばしく仕上がります。
網の上にアルミホイルをひき、味付けした鶏もも肉をおいて焼いていきます。
6.
弱火~中火でじっくりと焼き、片面が焼けたらひっくり返して両面をこんがりと焼いていきます。
7.
焼き上がったら、食べやすい大きさにカットし、器に盛り付けて完成です。
鶏肉にスパイスをなじませ焼くだけの簡単料理です。
今回は魚グリルで焼きましたが、フライパンで焼いてももちろんOKです。
インド料理のタンドリーチキンとよく似ていますが、ケイジャンチキンは、よりお手軽に作れてスパイシーな感じです。
ビールのあてや、ごはんのおかずはもちろん、アウトドアやバーベキューにもおススメです。
ケイジャンスパイスを常備しておくと便利です。