普段の食卓でもおなじみのハヤシライス。
しかし、そもそも「ハヤシライス」とは?
ハヤシライスは、「薄切り牛肉とタマネギをデミグラスソースで煮たものを米飯の上にかけた料理」とされています。
しかし現在、色々な調理方法があります。
先程のように、一から鶏肉と野菜を煮込んでデミグラスソースからつくる本格的なレシピや、トマトやトマトケチャップ、さらにソースなどの調味料を活用したレシピなど様々です。
ちなみに“ハヤシ”という呼び方の由来もハッシュドビーフのハッシュが訛ったという説や、“林”さんが作ったからだとか諸説あります。
今回はトマト缶とケチャップで作るハヤシライスをご紹介します。
市販のルーを使わずに本格的な味に仕上がるレシピです。ぜひお試し下さい。
用意する材料
- 牛肉こま切れ:250g
- 玉ねぎ:1玉(中サイズ)
- しめじ:1/2株
- マッシュルーム:5~6個
- トマト缶(ホールでもカットでも可)
:1缶(400g) - ケチャップ:大さじ4
- ウスターソース:大さじ2
- サラダ油:大さじ2
- バター(無塩):30g
- 砂糖:小さじ2
- 塩こしょう:適量
- ローリエ:2枚
- コンソメ:小さじ2(固形1個分)
- 水:200cc
作り方
1.
玉ねぎは繊維にそってスライスします。
2.
しめじは石づきを落とし小分けにします。
マッシュルームはスライスしておきます。
3.
トマト缶(ホールトマトの場合)は中身を取り出し潰しておきます。
4.
飴色玉ねぎを作っていきます。
フライパンにサラダ油をひき、玉ねぎを炒めていきます。
5.
弱火~中火で焦がさないように炒めます。
焦げそうになったら差し水をして、煮詰めながら炒めていただいてOKです。
玉ねぎにもよりますが40分~1時間ぐらいかかります。根気よく炒めてみて下さい。
6.
玉ねぎの量も半分以下になり、飴色になったら完了です。
火を止めて、いったんボウルなどに移しておきます。
7.
他の具材を炒めていきます。
フライパンにバターをひき、牛肉を炒めます。
8.
牛肉に軽く火が通ったらしめじ、マッシュルームを加えて炒めます。
9.
ざっと炒めたら深手の鍋に移し替えます。
水(200cc)を入れ、さらにコンソメ、砂糖を加えて煮込みます。
10.
沸騰したら、炒めた飴色玉ねぎを加え、弱火~中火で10分間ほど煮込みます。
11.
さらにトマト缶、ケチャップ、ウスターソース、ローリエを加えます。
12.
煮立ったら、時々混ぜながら弱めの中火で約20~30分間煮込みます。
途中で塩こしょうを入れ味を調えます。
牛肉が柔らかくなり、全体に味がなじんできたら完成です。
13.
ご飯と一緒にお皿に盛り付けます。
市販のルーを使わずに作るハヤシライスのレシピです。
玉ねぎをじっくり炒めるのがポイント。コクと旨みの決め手となります。
手間ですが頑張ってみて下さい。
また、今回はしめじとマッシュルームを使いましたが、お好みの野菜を加えて煮込んでいただいてOKです。
オリジナルのハヤシライスを作ってみてはいかがでしょうか?