秋の味覚、栗。
栗といえば、モンブランや栗きんとんなどスイーツとして人気の食材ですが、今回は本来のほっこりとした優しい甘さを生かした栗ごはんの作り方をご紹介します。
ただ、なんといっても面倒なのが栗の皮むき。
しかし、これさえクリア出来れば後はお米と一緒に炊き込むだけです。
手間を惜しまず調理した秋の味覚は満足感もひとしおです。
休日など時間に余裕がある時にトライしてみるのはいかがでしょうか?ぜひお試し下さい。
用意する材料
- 栗(皮付き):400~500g

- 米:2合
- 塩:小さじ1.5
- 料理酒:大さじ1

作り方
1.
栗は水洗いした後、1時間ほど水に浸けておきます。

2.
その間に米を研ぎ、30分間ほど水に浸けた後、ざるに上げておきます。

3.
栗を茹でます。
水に浸けていた栗を取り出し、鍋に移します。
栗が浸るぐらいの水を入れ、火にかけ沸騰させます。沸騰したら弱火にして10分間ほど茹でます。

4.
茹で終わったら火を止め、そのまま粗熱を取ります。
20~30分ほどを目安にすると良いでしょう。

5.
栗の皮を剥きます。
栗を取り出し、底の部分を少し包丁で切り落とします。

6.
切り口の端から先端に向けて外の硬い皮(鬼皮)を剥きます。

7.
鬼皮を剥いたらいったん湯に浸けて渋皮を取りやすくしておきます。

8.
包丁などを使って渋皮を剥きます。
小さいので指先を切らないよう注意してください。

9.
炊き込みご飯ですので、お好みの大きさにカットしていただいてOKです。

10.
炊飯釜に米を入れ、2合の目盛りよりちょっと多めに水を入れます。
(炊きあがりがちょうどよくなります。)
塩、料理酒を加え、よく混ぜ合わせておきます。

11.
カットした栗を米の上に敷き詰めます。
後は蓋をして炊飯のスイッチを入れ、炊き込みます。

12.
炊きあがりです。

13.
栗とご飯をよく混ぜ合わせます。

14.
お茶碗によそって完成です。

市販されている瓶詰の栗の甘露煮もなどもありますが、やはり甘さが強くそちらは栗きんとんなどがおススメです。
ここはぜひ生の栗を使って秋の味覚をお試し下さい。
手間はかかりますが、自然な優しい甘さや栗の香りを楽しむことができます。

